インスリンの作用と血糖値

インスリンの作用と血糖値は厚い関連にあることは先に述べたとおりです。インシュリンの作用が衰退し、それがさらに深刻化すると「インスリン抵抗性」が始まり規則正しくグルコースが吸収されない導因を作ってしまいます。こうなってしまうと血糖値は上がったままです。

この仕組みにおいて注意したいのが「運動不足とインシュリン機能の相関性」です。インシュリンの力量低下は食習慣だけでなくトレーニング不備も素因となって起こります。

荒木式糖尿病克服のリサーチデータによると、健康者を「1カ月徹底的にトレーニングしない集り」と「1日1時間のトレーニングを行う集団」とで分けて試験したところ、前者の方が明白に血糖値が高く、血液中のインシュリンの密度も高いという成果が出ました。

つまりインシュリンが多いにもかかわらず、トレーニングを行わなかったためにインシュリンの作用と転送力が衰微し、グルコースの吸着と支出が活性化されずに血糖値が高くなったということです。後者の一群のように1日1時間でもトレーニングを行えば、インシュリン機能が活性化し、グルット4にかちっと伝承されることでグルコースの吸着・新陳代謝が増え、血糖値が下がります。